ヴィクター&ロルフの展示

ドイツ生活

今回はオランダの画期的なファッションデザイナーというかアーティストのヴィクター&ロルフの展示会に行って来たお話です。ミュンヘンのKunstHalle(芸術ホール)という企画展のみを扱っている街中にある高堂でやっていました。行ってみる迄は名前も知らなかったのですが行ってみたら思い切りファンになりました。確かに洋服の域を超えている、身に付ける物としか言えないようなモノもあり興味深かったです。

逆さま(Upside Down 2006)

これは是非動画で見て頂きたいのですが、着られる芸術(Wearable Art 2015-16)

ミロか何かの彫像が洋服となって歩き出す(Performance of Sculptures 2016 )

ユーモラスな服に枕や布団があるという(bedtime story 2005-2006)

左の写真の物はわかり次第説明文足します。。。右は、オートクチュール業界を離れた間に発表した(Cutting edge Couture ready to wear 2010)

そしてこちらはオランダ王子の結婚式に花嫁が身に付けたドレスだそうです。リボンがトレードマーク。

こちらはかなり皮肉な文章を貼り付けた、でもとっても納得でニヤリとさせられる、(Fashion Statements 2019)

そして以前のファッションショーで使用した服を意図的にリサイクルしてイギリスの作家デッケンズの小説オリバーツゥイストに出てくるようなロンドンの浮浪者に感化された(vagabonds 2016)

こちらもやはり以前のコレクションで使用した服をリサイクルしてちりばめて金で縁取りして日本の陶芸の金継ぎの技法に感化された(The Boulevard of broken dreams 2017)

こちらはたすきに意味深い文章がある、(The new Royals 2021)

これもとても面白いと思いましたのが、毎年何回もコレクションを発表しなくてはいけないというファッション業界にNoを言いたくて立体的に服にNoを言わせた(No 2008-2009)、メイクも顔にNoと書いたりしてあります。

そして舞台衣装も手掛けています。

香水もかなり有名です。フラワーボム(花の爆弾)(Flour Bomb 2005)

ファッションモデルが自分でライトも背負う、又オランダ出身だけあって木靴です。(The fashion show 2007-2008)

13年間オートクチュール業界から離れた後に禅庭でカムバックします。ハイ、とっても日本です、うれしい💛。(Zen Garden 2013-2014)

V&Rの定番のリボンを多用したカラフルなマントが印象的な (Haute Fantaisie 2021)

そしてとても綺麗なパッチワークのドレスが印象的なのは(Spirutual Glamour 2019)

とまぁ、本当に素晴らしい作品の数々なので色々なところで展示会が催されて、あ、そうそう日本にも2001年にあったようですね。勿論まったこ知りませんでしたが。

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